特別実習「プロに学ぶ 和菓子作り」
日本文化やお菓子作りへの理解を深めるため、食品加工コースの2年生は、2月11日に 御菓子処磯野屋の小澤利行さんを講師に迎え、和菓子作りを教えていただきました。今回は、季節に合わせた桜餅2種類を作りました。小麦粉と餅粉を使用した関東風のものと道明寺粉を使用した関西風のものを作り、味わいました。同じ桜餅でも地方によってバリエーションがあることや、季節を切り取ったような和菓子を作り出す職人の腕前を見せていただき、計量した材料のほんの少しも無駄にしないで手早く作ることの大切さも学びました。国産の桜の葉が入手しにくくなっていることや商品の価格設定の話など経営者ならではの話も聞くことができ、生徒は「家で家族に作ってあげたい」「今は雪の中にある学校の桜も利用できるかも」と興味を持って取り組んでいました。