夏の農場当番~食品加工コース編~

今日は食品加工コースの農場当番の様子を紹介したいと思います!

食品加工室をのぞいてみると、2年生の当番生が、中農の桜をつかった米粉ビスコッティづくりをしているところでした!ビスコッティとは「2度焼きした」という言葉が語源となっているイタリアの伝統菓子です。なんと、使用している米粉は本校の作物科学コースが生産したもの!つまり、中農オリジナルのビスコッティができあがるのです!

 

お菓子づくりに大事なのは、正しく材料を計量すること。何度も目盛りとにらめっこをしながら、調整していきます。このビスコッティは卒業した先輩たちが考案し、引き継いでいるものです。どのようにして混ぜるか、どのような状態になるまで混ぜるか・・・。先輩たちから引き継いだレシピを見て、先生からのアドバイスも受けながら丁寧に作業を進めてていきます。

少しずつ生地がかたまり、成形作業へ。ヒビができてしまうのを見て、「あぁ、ちょっと固すぎるかもしれない!」「割れちゃうんじゃないかな」と、ついついつぶやいてしまいます。完成が近づいていくにつれドキドキわくわくも高まります。オーブンのなかに入れてしばらくすると、いい香りが・・・♪心配していたカットの作業でしたが、思っていたより割れることもなく、均等な大きさにカットすることができました。

さぁ、ビスコッティの完成です!できたてで温かさの残るビスコッティ。味見をすると、「まずまずかな・・・」というような当番生の表情!何度も成功や失敗をくりかえして、満足のいくものができるよう、これからも頑張ります。